最近友人に共有していただいた、TEDのスピーチに、とても共感するものがありました。
「天職が見つからないでいる人はどうしてでしょう?」byエミリー・ワプニック
動画はこちら▼
マルチ・ポテンシャライトとは?
Multi - 複数の
Potential - 潜在的な能力
意味:多くに興味を持ち、想像を追求する人
なぜ自分がマルチ・ポテンシャライトだと思ったのか?
私は昔から好奇心旺盛で、刺激を受けると、それを学びたい!それをやってみたい!と思い、手当たり次第取り入れていました。
子供の頃から大人になるまでに、やりたいこと、なりたい職業が幅広く変わってきました。
幼少期:漫画家、天才てれびくんのテレビ戦士になりたい笑
中学生:青年海外協力隊に入りたい
高校生:看護師になりたい(海外で働けると思ったから)
アメリカに行きたい→英語の勉強を頑張る
大学生:警察官になりたい、ウェディングプランナーになりたい、旅行会社で働きたい
趣味でトールペイントを始める
イタリア語の勉強
社会人:経営の道に興味を持つ(セミナーに参加したりビジネス書を読み漁る)
旅行会社で企画営業→個人向け資産運用の新規開拓営業→大手通信系会社で事務→大手スポーツメーカーでITのヘルプデスク
→AirBnbの管理&運営をフリーランスで行う→子供向けイングリッシュキャンプのMCを複業でやる
→外資系人材開発のコンサルティング会社でマーケティング(現在)
ブログを立ち上げる
フランス語の勉強
趣味でベリーダンスを始める(今の目標はステージの上で披露すること)
アニメーション制作の勉強
日本の歴史の勉強(幕末に興味が湧いています)
他にも思い出してないことがありそうな気がする・・・笑
マルチ・ポテンシャライトの苦しみ
動画でエミリーさんも言っていたが、私も結構苦しんだ。
興味を持つことはすごく嬉しい感情しかない。
ワクワクするし、それを突き詰めたいって気持ちしかないの。
そして学んでいるときは時間を忘れるほどのめり込む。
だけど、ふとした瞬間に急にそれに対する熱が冷めるのよね。
後に残る感情は、「あ〜、またやりきれなかったな。」
そして学ぶために購入した本や道具は押し入れに埋もれていく・・・
大学の友人は、将来になりたい職業が決まっているから、そのために必要な学部を選択し、就職もその分野に就く。
そして数年後に再開した時には、その友人はその分野でのプロとして活躍している。
元々興味なくても、1つの会社で長く働いていれば、役職も上がって自分の考えで計画を実行していく人もいる。
ただ私は、職を転々とし、1つのことにのめり込めなかった。
だから、1つの分野を突き詰めている他人とのギャップに苦しむの。
ひらきなおってみた
エミリーさんの動画を見る数年前から、私は自分の性格にひらきなおっていました。
1つの分野の専門家にはなれていないけど、私には素敵な感情や素質があり、得たものがたくさんあるのだと。
- 新しく触れたものに対して、ワクワクする感情を持っていること。
- 色々な職種で働いたから、いろんな職業の人と話が合わせられる。
- 知らないことにプライドを持たずに、素直に学ぼうとする姿勢。
- 今の会社ではマルチ・プレイヤーとして、複数の部署の人と仕事を進められるから社内での人間関係の幅が、他の人よりも広め。
- 自分にななんでもできるんだという自信がある。
- 今やっていることへの熱が冷めたら、「次の新しいものに出会うチャンスが来た」と思える。
最後に
日本の社会は長い間終身雇用が当たり前でしたが、今は大きな変化の只中にいます。
2011年の東日本大震災以降、日本人は会社の仕事に全てを注げるという考え方から、ワークライフバランスを大切にしようという考え方に変わってきました。
そして数年前から働き方改革が進み、企業では、従業員が副業を持つことを積極的に推進していること、新型ウィルス感染拡大により急速に働き方が変化しています。
今こそ、マルチ・ポテンシャライトの人たちが自信を持って社会で活躍できる時なんじゃないかなって思います。
でも大切なことは、自分の心の声に従うこと。
何にワクワクできるのかを。
そのほうが精神的に健康的だと思うの。
焦らなくていいし、見つからないなら人の真似してみてもいいと思う。
そのうち、「これ、違うわ」って思って諦めるから笑
その繰り返しでも、確実に自分には何か残っているはず。