有名なバスケ漫画の「スラムダンク」
インターハイ出場を目指して、強いメンバーが揃った翔北高校の安西監督が言った有名な一言があります。
「諦めたらそこで試合終了だよ」
そんな言葉、ミニバス時代にも自分の監督に言われてた。
「辞めてもいいけど、辞めたら何もなくなるよ?」
小学3年生ながらに、自分の中に響くものがあった。
その言葉だけを自分に言い聞かせて、バスケも9年間続けていた。
いま、社会人の私には夢がありました。
仕事でもプライベートでも成功して、たくさんの人に良い影響を与えられるような大人になりたいって。
それを思ってからこの6年間、傷つくことあっても、失敗することあっても前に進んで来ました。
でもここ1年間、何かがすり減っていました。
人に会うのも怖くて、人にあった後はどっと疲れて頭痛か強い睡魔に襲われる。
でもここで辞めたら、今まで頑張っていた自分に申し訳ない。
自分をサポートしてくれていた人たちに申し訳ない。
自分が去った後に、「やっぱりメンタル弱かったね」とか、「やめるなんてもったいない」って、
人に言われるのを想像すると、前に進むしかなかった気がします。
前向きなひとたちに会うのも、前向きな人の空気に触れるのも疲れて、
「しばらく距離を置かせてください」とようやく言えた。
自分が正しい選択をしたのか自信なかったけど、この人のyoutube見て、自信が持てました。
大愚和尚さんの一問一答
「生き残るために本当の強さとは?」
「凍えるような寒い雪に覆われても、そこから咲く梅の花は美しい香りを放つ。」
努力することで、人は美しくなっていけるんだよって教えてくれるのと同時に、
逃げたい時は逃げなさいと教えてくれます。
でも、それは今やっていることを諦めることじゃない。
自分の弱いところを、自分の中に溜め込まずに人に吐き出すこと。
身内以外の人に。
自分を追い込んでるのは誰か他の人ではなく自分自身。
自分に抱え込まずに、自分の弱い心をさらけ出すことで、自分を許してあげる。
私は距離を置かせてくださいと宣言したことで、自分を追い込んでいたところから解放してあげる一歩になった気がします。
この距離を置くのは逃げるのではなくて、もう一度自分の人生の情熱を取り戻すための充電期間。